サラサラ血液が健康の秘訣
血液がドロドロになると高血圧や糖尿病など様々な病気の原因になります。
健康を維持するためには、ドロドロ血液をサラサラにするような生活習慣が大切です。
ところで本来サラサラである筈の血液は、どうしてドロドロになるのでしょうか?
普通の人は意識することもないと思いますが。。。
メタボリックシンドロームや肥満体質の方は健康診断の結果を見れば
中性脂肪やコレステロールの数値に異常がある場合が殆どです。
数値が高くなると、食生活をはじめ、日常生活で運動をするなど生活習慣の改善を指導されます。
食べ物や運動が血液中の中性脂肪やコレステロールと関係しているからです。
このように血液中の中性脂肪値やコレステロール値が高くなった脂質異常を高脂血症といいます。
高脂血症が続くと動脈硬化を引き起こし、メタボや肥満の原因になるわけです。
やがて高血圧や糖尿病など生活習慣病を発症する原因にもなる怖い病気でもあります。
これら生活習慣病の大元が・・・ドロドロ血液と言われています。
健康な人でも血液中には、脂質と糖質が含まれています。
糖質は体を動かすためのエネルギーです。
また脂質は細胞膜を作ったり重要な役割があります。
糖質と脂質は、生命を維持するために無くては困る物質ですが
増え過ぎると血液をドロドロにして様々な病気を引き起こすのです。
血液がサラサラの状態は、適正な脂質と糖質を含んでいることになります。
血液をサラサラにするために欠かせないのが食生活ということなのです。
コレステロールは体の細胞膜を作る必要な栄養素ですが、肉や魚に含まれている脂肪酸です。
肉に多く含まれているのは、飽和脂肪酸といってドロドロ血液の原因となります。
逆に魚に含まれているのは、不飽和脂肪酸といってサラサラ血液にする力があります。
このようにコレステロールを摂取する場合でも、不飽和脂肪酸を選ぶことで血液をサラサラにできるのです。
同様に糖質は活動に必要なエネルギーです。
炭水化物など糖質を食べるとブドウ糖に分解されエネルギーとして使われます。
そして、余った糖質は体内に貯蓄されますが、ある一定の量を超えると
血液中に溶け出して、中性脂肪に合成されドロドロ血液の原因となるのです。
サラサラ血液は健康の条件であることをお忘れなく!