ゲップ・呑酸・胸焼けの原因とは?
ゲップと一緒に胃酸が逆流して胸焼けがするのを呑酸というそうです。
これは逆流性食道炎という病気らしいのですが、先日テレビを見ていてビックリしました。
テレ朝でたけしがやっている「みんなの家庭の医学」という番組です。
病院では、逆流性食道炎の治療をする時、胃酸の量をを抑える薬を出すそうですが
この薬で完治する患者さんは少なく、ほとんどの患者さんは症状が消えないというのです。
その理由は、胃酸が逆流するような現象が起きる原因が別にあるケースが多いからです。
食べてすぐに横になったり、暴飲暴食など食べ過ぎてしまったり・・・
姿勢が悪いなど呑酸が出る原因は胃酸の量だけではないのです。
驚いたのは、番組内で紹介されていた50代女性の事例です。
何年も薬を飲み続けて、まったく効果がないので、主治医も他の原因を疑いました。
問診の末に女性は慢性的な便秘に悩んでいた事がわかりました。
そこで便秘薬が処方され、数日後に便秘が解消させると逆流性食道炎の
症状が緩和されたという驚きの報告がされたのです。
胃腸などの内臓は、骨格や筋肉に囲まれ適度な圧力を保持しています。
ところが肥満体質になってくると胃腸を圧迫して胃酸が逆流することがあるそうです。
さらに便秘を起こすと、腸内に便が溜まり、さらに胃腸を圧迫するので症状は悪化するそうです。
つまり便秘を解消すると圧迫されていた胃が通常の状態に戻るので症状が改善されるという仕組みです。
ゲップと一緒に呑酸がでると胸焼けが酷くなり本当に気持ち悪いものです。
薬に頼るよりも、原因をしっかり見つけて治療する方が適切ということが分りました。
逆流性食道炎に悩んでいるなら・・・コチラの記事も参考にしてください。